
この記事では、過去チャートでテクニカル分析を行い、相場の動きを勉強する記事となります。
本・動画で学ぶのも良いかもしれませんが、身近にある最高の教材である過去チャートを活用して、相場ってどんな動きをするのかを確かめていきましょう。
それでは、前半は、ほび太のテクニカル手法と相場の方向性を確かめるエリオット波動を紹介していきます。そして、最後に日足の豪ドル円チャートを使い、テクニカル分析を行っていきましょう。
はじめに
トレードを始めて10年以上が経ったほび太は、ようやく自分のトレードスタイルを確立する事が出来ました。それが、初心者の頃に教わった押し目買い・戻り売りです。どんなインジケーターや複雑なテクニカル分析よりも、この押し目買い・戻り売り戦略を理解すれば誰でも勝てると断言します。その前に、レジサポを理解してから押し目買い・戻り売りをマスターしていきましょう。
テクニカル手法
ほび太が使うテクニカル手法は、レジサポライン・フラッグ・ダブルボトム・ダブルトップです。
そして、上記手法を使う上で重要視しているのが押し目買い・戻り売りです。タイミングを間違えると失敗するので注意して下さい。
それでは、これから分析する上で、必要なテクニカル手法を紹介します。
レジサポライン

サポートラインとレジスタンスラインを使い、相場の方向性を見抜く手法です。見抜き方は、非常に単純で、レジスタンスラインとサポートラインのどちらを抜けるかです。
また、抜けた時点でエントリーするのも良いですが、戻ってしまうこともあるので注意。もし、エントリーするなら、終値が必ず実体で抜けている事です。
ですが、より確実に利益を伸ばすなら、押し目買いが良いでしょう。上記の🔵の部分が押し目買いです。特徴は、今までレジスタンスラインで抑えられていたローソク足が上抜け、今度は、サポートラインに変わった事で、髭をつけて支えられている事です。
そう!長い髭が出るのが特徴です。

戻り売りの時も同様です。
さぁ、ここで大切な言葉を伝授します。
頭と尻尾はくれてやる!です。
レジサポラインを使った手法は、レンジ相場内は、一切気にしないで、どちらかに抜けてからエントリーするので、頭となるレンジ相場は、くれてやって下さい。
フラッグ

フラッグの特徴は、上昇時は、大きく上下しながら緩やかなラインを描きながら下落していき、最終的には上抜けるというパターンです。

下落する時も同様な動きになるのが特徴です。ただ、下落する時は、あまりフラッグの形は目にしないので、上昇する時に、よく見るパターンですね。
エントリーポイントは、レジサポラインの時と同様に、フラッグを抜けた時点で良いですが、やはり終値の実体がフラッグから完全に抜けている事です。
さて、もう一つ大事な言葉を伝授します。
焦らないで、チャンスを待つ!
自分がチャンスと思った時に、エントリーしましょう。少しでも怪しいと思った時点でギャンブルです。得意なパターン・形状になるまで、焦らず待ちましょう。
ダブルボトム・ダブルトップ

上記のチャートはダブルトップです。
大事なのは形ではなくて、2つの山の間の谷に注目。その谷がレジスタンスラインとなり、戻り売りになった時です。

逆さまにしたのがダブルボトムです。
ダブルボトムの時は、2つの谷の間の山に注目。その山がサポートラインとなり、そこを押し目買いの基準となり上昇する時です。上記のダブルボトムは、押し目がラインにタッチしないまま上昇していますが、基本は、この形を覚えときましょう。
エントリーポイントは、レジスタンスライン・サポートラインを抜けた時ですが、ここでも、ラインを抜けた時が実体で終わっている事です。
ただ、基本は押し目買い・戻り売り待ちになります。
ここでも大事な言葉を伝授します。
勝ちたいなら押し目買い・戻り売り狙いで!です。
相場で勝つ為には、押し目買い・戻り売りを狙う事です。その為には、焦らずじっくり待つ事です。
エリオット波動(相場の方向性を掴む)

さぁ、今度は、エリオット波動を使い、相場全体の方向性を見抜いていきましょう。
正直な所、エリオット波動は1波から5波までありますが、1波から3波の1段階・4波から5波の2段階の上昇があると思っていてくれればOKです。その1波から5波の波が1つの方向性となります。
それでは、もう少し詳しく解説していきます。
エリオット波動1波

上昇時のエリオット波動1波の見極め方は、以下の通り。
① トレンドラインから外れている事。
② 直近の高値を上抜いている事です。
上記チャートは、トレンドラインから外れ、直近の高値を上抜けしているので、この時点で、方向転換の合図です。その後、エリオット波動2波にはなっていませんが、ダブルボトムっぽくなっている事から、下値が抑えられている感じがするので、更なる下落はなさそうですね。そして、山が出現しているので、そこを目掛けて上昇を狙いに行きましょう。

直近の高値を抜けていない1波の見極め方は、以下の通り
① トレンドラインから外れている事。
② 山を上抜く事。
つまり、2波からのエントリーは捨てて、3波でエントリーしましょう!という事です。
エリオット波動2波

エリオット波動2波は、上記画像の通り、1波に反発した動き・波の事です。
エリオット波動2波がストップする場所は、最安値をつける前の安値(過去につけた安値)が目安となります。まずは、そこのラインでサポートされている事を確認してから、ロングエントリーしていきましょう。
あとは、上昇する事を祈る事だけです。損切りを設定した後、あとはチャートを見ない事に専念しましょう。

上記チャートも同じように、最安値をつける前の安値(過去につけた安値)が目安となります。まずは、そこのラインでサポートされている事を確認してから、ロングエントリーしていきましょう。
上記チャートでは、2波っぽい下落を見せずに、そのまま上昇し、エリオット波動1波を超えてますよね。こうなってくると、山を抜けた後の押し目買いのみのエントリーとなります。

上記チャートも同じように、1波の高値後の2波っぽい下落がないまま上昇しています。こちらについも、山を上抜けた後の押し目買い狙いのみとなります。
エリオット波動3波

エリオット波動3波は、一番利益が得られやすい波動で超有名です。
そのエリオット波動3波は、🟥の部分までがエリオット波動3波となります。
押し目買いが発生すれば分かりやすい相場ですが、押し目買いがない場合もあるので、エリオット波動3波の波に乗りたい人は、山のレジスタンスラインを抜けた時点でエントリーしましょう。より安全にトレードするなら、当然、押し目買いからのエントリーです。
エリオット波動4波

エリオット波動4波は、エリオット波動3波の強い上昇から反発して、2波より大きく反発するのが特徴。
そして、4波の攻略は一番難しいので、大きな下落になったとしてもトレードは厳禁。唯一、トレードしても良い時は、1波のサポートラインを下抜けした時だけです。それまでは、4波が終了するまでトレードは厳禁です。

反発の特徴は、大体ABC波で反発する事が多いです。エリオット波動4波終了の合図の1つとして覚えておいて下さい。

さぁ、もう一つのエリオット波動4波の特徴としては、エリオット波動1波のサポートラインまで下落するのが特徴ですが、それは基本の形です。中には、上記チャートのように、エリオット波動3波に入る時の押し目の部分をサポートラインとして、エリオット波動4波が終了することもあります。
エリオット波動5波

エリオット波動5波は、エリオット波動3波の高値を上抜けて上昇していくのが特徴です。ただ、時々、3波を上抜けできずに5波が終了することもあるので注意です。

また、3波みたいな直線の波とは違い、5波の波は、5波内部が1波〜5波の波になる事が多いのが特徴で、フラクタル構造になりやすい波です。
何が言いたいかというと、5波だけは、小さい1波から5波で構成されやすいという事です。その場合も、上記で解説した1波から5波のやり方で、エリオット波動5波を攻略していきましょう。
テクニカル分析(豪ドル円の過去チャート)
それでは、上記の手法を使い、過去チャートを分析していきます。
チャート1

上記チャートを分析していきます。まずは、方向性的には、チャートだけでも上方向なのは分かりますが、エリオット波動でカウントすると以下のようになります。
次に、1波の高値と2波の安値に水平線を引いていくと、以下の通りとなります。
教科書通りの綺麗なエリオット波動になっている事がわかりますよね。
このように、あまり線を引っ張って分かりづらくさせてしまうのが失敗の元となるので、エリオット波動をカウントする時は、1波の高値と2波の安値にラインを引けば、全体の相場環境が、2本の水平線で明確になります。
それでは、部分的に見ていきましょう。
まず、1波は、過去のダブルトップの谷に抵抗されているのが分かりますよね。つまり、この時点では下方向継続です。当然、エントリーできません。

2波になると、安値が同じ場所で止められているのが分かるので、これを2波と定めておきましょう。
ちなみに、この時点では、まだ方向性が出てないのでエントリーできませんが、損切りを最小限で済ませられる1波の上限でショートエントリー、もしくは2波の下限でロングエントリーして、保険でエントリーするのも良いでしょう。
エントリーしない場合は、山を上抜いた時にエントリーしましょう。
1波の山を上抜け3波で一気に上昇しました。このように、押し目をつける事なく上昇する事があるので、1波の水平線を上抜けした時点で、エントリーしても良いかもしれません。
その後、4波の下落となっていますが、初めて押し目買いチャンスとなっています。
ここまでの流れで、唯一、根拠あるエントリーポイントです。

最後は、5波で上昇。4波の押し目買いでエントリーした人は、16円程、利益をだし終わっています。
さぁ、エリオット波動5波の内部は、小さなエリオット波動で構成されている事が多いと言いましたよね。
上記チャートも1波〜5波の波動でエリオット波動5波が構成されている事が分かると思います。
チャート2

上記チャートも同じように、エリオット波動でカウントしていきましょう。
こんな感じになります。
1波の高値に水平線を引っ張りました。2波の安値のラインを引くのを忘れてしまいましたが、基本は引いときましょう。ただ、1波にラインを引いただけでも見やすくなりましたよね。
それでは、部分的に見ていきましょう。
まず、1波と2波を並行チャネルで囲います。この時点でレンジ相場になっていますよね。
これが2波?と思う人はエントリー厳禁です。ほび太としても、1波を上抜けて初めて2波と断言できたので狙いません。
エントリーするとしたら、山を上抜いた時点でエントリーします。
山を上抜け、上昇すると思いましたが、フラッグ気味に下落してきました。こうなると、フラッグを抜けた時点でエントリーか、もしくは、1波のサポートラインで押し目買いするかの2択になります。
ただ、基本は、意識された水平線からの押し目買い狙いが無難です。
また、1波のラインを上抜けした高値部分にも水平線を引き、そこを上抜いたら追加でエントリーするのも良いかもしれません。
4波で一気に下落していますが、やはり1波のラインで綺麗に押し目買いとなっています。ここでエントリーできますよね。
後、4波はABC波で構成されている事が多く、B波の高値にラインを引きましょう。5波の上昇で、追加のエントリーチャンスになります。
まとめ
テクニカル手法は、エントリーする時に使う手法で、エリオット波動は大まかな方向性を示した手法です。特に、1波にラインを引いただけでもエントリー出来ちゃうほど、エリオット波動をカウントするのは大事な事です。
さて、このように過去チャートを使い分析する事で、相場ってこんな動きをするのか!っと分かってきます。本や動画では、自分で考えないので気付けない事も、過去チャートで気づける事が多々あるので、是非参考にしてみて下さい。
では、ありがとうございました。
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