この記事では、世界の全トレーダーが活用しているレジサポラインの引き方を紹介。
テクニカル分析をする上で、絶対欠かせないのがレジスタンスラインとサポートラインです。以下レジサポラインと言いますね。
テクニカル手法の1つであるレジサポラインは、すべてのトレーダーが使用しているので、レジサポラインを引く事により、トレーダが意識しているポイントが分かりやすくなります。なので、テクニカル分析をする時は、まずレジサポラインを引く事で環境認識が良くなるので非常に重要。
今から、ほび太がレジサポラインを引いていくので、是非参考にしてみて下さい。
はじめに
ファンダメンタルズ分析とテクニカル分析の両方を活かした分析で勝率を上げているほび太。スイングトレードを中心にお伝えしていくほび太のトレードスタイルが参考になったら、是非読者ボタンにタップしてくださいね!
レジサポラインの引き方
まずは、レジサポラインの引き方について説明します。
レジスタンスラインとサポートラインの2つの役割を持つのがレジサポライン。そのレジサポラインですが、引き方を間違えると、とんでもない損失になってしまうので注意して下さい。ただ、正しいレジサポラインを引くと、勝率がグーンッ!と伸びるので、是非マスターして下さいね。
レジサポラインはキリ番を意識
正しい引き方と言っても、基本的にレジサポラインの引き方はキリ番、いわいる10単位に引くのが基本です。
突然ですが、皆さんならどこに引きますか?
正解は、
どうですか?かなり分かりやすくなりましたよね!
ポイント
何故、この引き方が正しいかと言うと、最初は、0.66というキリ番のラインにサポートされていましたが、0.66を下回ると、今度は、サポートしていたラインがローソク足を押し下げていますよね。つまり、トレーダーが、このラインを意識してトレードしている事になります。
過去のチャートに注目
過去の注目と言っても、直近の過去チャートに注目しましょう。
この後の値動きですが、どこにラインを引くと分かりやすいと思いますか?
正解は、
直近の過去チャートに、サポートラインをひくと、84円でしっかりサポートされているのが分かりますよね。また、85.5円でレジスタンスラインを引くと、上抜けた後、レジスタンスラインがサポートラインに変わり、その後、上昇していますね。
このように、ラインを引く事によって、相場がどのように動いているのかが明確になります。
さて、とりあえず2つの例題を出しましたが、まだまだ引き方はあると思います。ただ、何でもかんでもレジサポラインを引いてしまうと、逆に分析しづらくなってしまうので、ある程度絞って分析すると良いでしょう。
レジサポラインの役割
水平線とも言われるレジサポラインは、トレーダーには欠かせないテクニカル指標の1つ。値動きの反転・損切りの設定・買い増し・売り増しの判断等に使われます。その為、上記の判断に迷ってるトレーダーは、是非レジサポラインを引いて利益を伸ばしていきましょう。
それでは、今から紹介するラインの引き方は、あくまでも基本の引き方。ですが、これ以上の引き方もないので、是非試して下さい。
レジサポでN波動を見極める
FXのチャートで相場が動く基本の形は、Nの形をした波形です。Nの形になれば、大きく動くポイントになるので、多くのトレーダーは、その形を意識してレジサポラインを引いていきます。こんな感じで!
上昇(N)
下落(N)
レジサポで押し目・戻り売りを狙う
先程も少し紹介しましたが、改めて解説します。
過去に止めれでいる場所をポイントにラインを引いて押し目を狙っていく。
過去に止められている場所をポイントにラインを引いて、戻り売りを狙っていく。
ポイント
ラインを引く時は、直近の過去チャートを基準に引いていきます。何回も止められている過去のチャートが有れば、どんどん引いていきましょう。ただし、過去のチャートと言っても、あくまでも直近です。かなり前のチャートに対して引くのも良いですが、効果としては、直近で止められているチャートを基準にして引いた方が効果があります。
レジサポでネックラインを狙う
押し目・戻り売りでエントリー出来なかった人は、最後のエントリーポイントであるネックラインでエントリーしましょう。
上昇(N)
レジスタンスラインを上抜けた後、一旦、落下を試していますが、下抜ける事なく、レジスタンスラインで上方向に反発していますよね!この時点でレジスタンスラインがサポートラインに切り替わっているので、ロングエントリーしやすい場面。また、80円付近でロングエントリーをしていたトレーダーも、さらに買い増しできる場面です。
下落(N)
下落した時も同じように、サポートラインから下抜けて、一旦、上昇を試していますが、サポートされていたラインから、下方向の圧力が強くなっています。この時点で、サポートラインからレジスタンスラインに切り替わっているので、ショートエントリーしやすい場面。または、96円でショートエントリーをしていたトレーダーが更なる売り増しができる場面です。
ポイント
ネックラインでの勝率はかなり高いです。中盤でエントリーする為、爆発的な利益は望めませんが、高確率で少量の利益は狙えるはずです。是非レジサポラインをマスターしてネックラインを見つけていき、エントリーしてみて下さい。
レジサポで損切りを設定
最後に、レジサポラインで損切りラインを設定していきましょう。損切りポイントを置く事が出来ない人は、レジサポラインを1つの目安にする事をオススメします。
では、実際に損切りポイントを置いていきましょう。
上昇(N)
この上昇画像からエントリーする時は、1番のサポートラインを損切りポイントに置いて、黄色のラインでロングエントリー。または、黄色のライン付近のローソク足でのロングエントリーもOKです。
1番で入り損ねたら、2番のネックラインである83.6円を損切りラインにして、黄色のラインでロングエントリー。
下落(N)
この下落画像からの損切りポイントは、1番の96円を損切りポイントにして、黄色のラインでショートエントリー。理由は、赤色の矢印部分の高値を超えられていないからです。同時に、1番のラインで陰線が出ているので、ここは迷わずショートエントリーします。
1番で入り損ねたら、2番のネックラインである92円を損切りラインにして、黄色のラインでショートエントリー。
ポイント
エントリーする時は、損切りポイントを探してからエントリーするのが基本です。損切りポイントを置く事が出来ない人は、エントリーした根拠が全くないのと同然なので、負けやすくなります。損切りポイントを設定するだけで根拠になるので、根拠がある分、余裕を持ってチャートを眺められるはず。
ただ、単純に設定してみたと言うのはNG。何故、設定したのかを言えるくらいの根拠が必要です。そうする事で、安易なトレードはしないと思います。
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レジサポラインとインジケーター
レジサポラインだけだと少々心配という方は、インジケータと組み合わせてトレードする事をオススメします。レジサポラインとインジケーターを組み合わせて使うので、エントリー条件が増え、トレードしにくい環境になってしまいますが、条件が整えば、自信を持ってトレードできるのと、勝率が高くなるのでオススメです。
レジサポラインと移動平均線
ほび太が使っている移動平均線はSMA200なので、このインジケータを使い説明していきます。というか、画像を見ていただいた方が早いと思うので、この画像を参考に、自分のテクニカル分析に活かして下さいね。
上記の画像は、先ほど説明したネックラインです。このネックラインと移動平均線が噛み合った時にトレードすると、良い勝率が期待できます。
この画像も、上記で説明した通り、レジスタンスラインからサポートラインに切り替わり、加えて移動平均線が噛み合った瞬間です。
ポイント
レジサポラインと移動平均線が噛み合う頻度は時々なので、この条件でトレードしていくのは難しいですが、出現した場合、積極的にトレードしていきましょう。
レジサポラインとフェボナッチ
フェボナッチを引く時は、ロングエントリーの場合は、直近の安値から高値に引く。ショートエントリーの場合は、直近の高値から安値に引いていきます。すると、レジサポラインとフェボナッチが合わさる時があるので、そこでトレードしていきます。
こちらも画像を見てくれた方が分かりやすいので、画像を参考に自分のテクニカル分析に活用してみて下さい。
(上昇N)
80円のレジスタンスラインを上抜け、一旦落下していますよね。そして、今度は80円のラインでサポートされています。いわいるレジサポラインですが、手前の85円〜93円までの上昇にフェボナッチを引くと、88円のレジサポラインと、フェボナッチの0.618のラインが合わさっていると思います。そこがロングエントリーポイントになります。
(下落)
こちらも同じように、85円のサポートラインから下抜け、再度上昇を試していますが、少し陰線が出てしまっているものの、しっかり反発されています。いわいるレジサポラインですが、手前の87.3円〜83.5円の落下にフェボナッチを引くと、85円のレジサポラインと、フェボナッチの0.382のラインと合わさっています。そこが、ショートエントリーポイントになります。
ポイント
フェボナッチは、波形を美しくする為の黄金比が表示されています。中でも0.5・0.618のラインで反転した時の波形が綺麗に見える事から、トレーダーは、0.5・0.618を意識している事が多いです。ただ、実際そんなに上手に止まる事はないので、ほび太は、0.5・0.618・0.768のラインを見るようにして、0.382のラインは浅すぎるので無視しています。というのも、フェボナッチは、押し目・戻り売りのタイミングを測る為のツールです。あまりに浅すぎると、少し心配なので0.382からのトレードやめています。
3つを組み合わせたトレード
最後に、レジサポライン・フェボナッチ・移動平均線を組み合わせ最強トレードをご紹介。出現率が低いので、組みわせて使う事が、滅多にありませんが、見つけた時は勝ち確です。
(上昇)
130.5円で、レジサポと移動平均線とフェボナッチ0.5のラインが揃っていますよね。こうなると、かなりの高確率で勝てます。
(下落)
下落時も同じように、150円で3つのラインが揃っています。この時に、迷わずショートエントリーをオススメします。
まとめ
相場のトレンドを決める最大のポイントは、レジスタンスライン・サポートライン・レジサポラインです。よくトレンドラインを引く人がいますが、トレンドラインを重要視してはいけますせん。あくまでも水平線を基準に、どこまで相場が上がるか下がるかを見極めていくのが基準となるので、是非参考にしてみて下さい。
次回は、レジサポラインの応用編を紹介していきますので参考にしてみて下さい。
では、ありがとうございました。
ここまでのご視聴ありがとうございました。 よろしければ、読者ボタンも押してくれると嬉しいです。