今回は景気についてお話ししていきたいと思います。FXでトレードする時に大事な指標である景気!この景気をベースに通貨を売買していく訳ですが、正直、初心者の時は、その国の景気なんて分かるわけないですよね!今日は、その景気の基礎となる部分をお届けしていきたいと思います。
はじめに
9年目を迎えるFXトレーダーほび太が、難しい単語を使わず、分かりやすくFXの知識をアウトプットしていく学習ブログ。FXに必要な知識だけを伝えるので、是非、今後のFXで活かして欲しいと思います。
景気
FXで言う景気とは、通貨ペアの両国の通貨を売買する為の大事なデータ、又は指標。
投資家は、両国の景気を見比べて、その国の通貨を売買するので、景気状況は大事なデータであり、景気を把握していないと、FXでは勝てないぐらい大事な指標なのです。では、もう少し詳しく解説したいと思います。
景気が良いってどういう事?
まずは、景気が良い時の国内状況と、景気が良い時の特徴を説明していきたいと思います。
(景気が良い国)
- 商品が売れる
- 雇用を増やしたり、設備投資をして、生産を上げる
- 更に商品価格を上げる
- 社員は給料が上がり、買い物をする。
- 買った先の店では、売上が上がった事で、雇用を増やし、設備投資をして、更に商品価格を上げて、会社の利益を上げていく。
こう言った一連の流れが、国内のお店で連動し、日本中の誰もが円通貨を所持している状態。更に、通貨を使って買い物をする事によって、通貨に流動性が生まれた状態を、景気が良いといいます。
景気が良い時の特徴は、以下の通り。
- 国内で円通貨を所持している人が増え、流動性が上がる。
- 円通貨の価値がなくなる。
- 為替レートの価格が上がる。
- 商品の価格が上がる。
他、輸出が儲かる、旅行先が高いなどと言った特徴があります。
景気が悪いってどういう事?
続いて、景気が悪くなった時の国内状況を説明していきます。
- 商品が売れなくなる。
- 社員の給料が減る。
- 買い物が制限される。
- 他の店の売上が落ちる。
- 将来の事が心配になり貯金を始める。
こう言った一連の流れが国内で連動し、円通貨を所持している人が減り、更に通貨の流動性がなくなる事を、景気が悪いと言います。因みに、日本人は貯金好きなので、他国と比べて通貨の流動性が悪く、景気が悪い方に傾いてしまう特徴があります。
景気が悪い時の特徴は、以下の通り。
- 国内で通貨を所持している人が減り、流動性がなくなる。
- 通貨の価値が上がる。
- 為替レートの価格がさがる。
- 商品価格が下がる
通貨ペアの国同士で景気を比較する
両国の景気状況が分かれば、景気を比較していきます。
通常であれば、当然景気が良い国の通貨が買われ、景気が悪い国の通貨が売られる流れとなりますが、一部の国では、経済に深く関係した国の景気が良くなると、景気が悪い国でも、通貨が買わる事があります。例えば、オーストラリアと中国見たいな関係でしょうか…
通貨を売買する時は、景気状況はもちろんの事、その国の特徴なんかも知っていると、トレードしやすくなります。また、通貨ペアによっても違いがあるので注意して下さい。
両国の景気状況で投資家は通貨を売買する
投資家が、将来景気が良くなると判断すれば、その通貨が買われ、逆に、将来景気が悪くなると判断すれば、通貨が売られと言った感じで、FXでトレードしていきます。
まとめ
いかがでしょうか?この記事で、少しは景気の良し悪しが分かってきたのではないでしょうか!前回の記事と、少し似た記事ではありますが、今回は景気について話していきました。
次回は、インフレとデフレ、円高円安についてご紹介したいと思いますので、是非参考にしてみて下さい。
では、ありがとうございました。