ほび太のFX学習ブログ

ほび太が、FXを始めて1年以内のトレーダーに教えるFX講義

押し目買い・戻り売り(これだけで)FXは勝てます。

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為替で勝率を伸ばす為に色々な手法が使われますが、一番シンプルで分かりやすいのが押し目買い・戻り売り戦略です。そして、押し目買い・戻り売りのタイミングを測る為には、レジサポラインを引く事が必須。

基本中の基本の押し目買い・戻り売り戦略だけで本当に勝てるの?って思うかもしれませんが、正直、この手法は、損切り・エントリータイミングが明確で、一番勝てる手法と言えるので、是非参考にしてみて下さい。

それでは、早速解説していきます。

はじめに

トレードを始めて10年以上が経ったほび太は、ようやく自分のトレードスタイルを確立する事が出来ました。それが、初心者の頃に教わった押し目買い・戻り売りです。どんなインジケーターや複雑なテクニカル分析よりも、この押し目買い・戻り売り戦略を理解すれば誰でも勝てると断言します。その前に、レジサポを理解してから押し目買い・戻り売りをマスターしていきましょう。

押し目買い・戻り売り

はじめに、理解して欲しい事があります。

チャート内で動くローソク足は、一直線に向かって目標となるポイントに到達する事はなく、必ず波形を描いて目標地点に到達します。

一番わかりやすいのがダウ理論です。ダウ理論は、三段階に分けて同じ方向に進んでいき、二段階に分けて、逆方向に戻していきます。

こんな感じ。

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そして、ダウ理論を更に細かく分析した理論がエリオット波動です。

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今回は、2段階の戻しのエリオット波動2波・4波をベースに到達地点を見極めて、エントリーする押し目買い・戻り売戦略を紹介していきます。

早速、図を見ながら解説していきます。

チャート1(押し目買い編)

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直近の過去チャートは、98円付近で抵抗されている為、そこにレジスタンスラインを引きます。1と2の上昇が88円付近で上値を抑えられているので、ここレジスタンスラインである事が確認できます。

3の上昇で、レジスタンスラインを上抜けましたが、その後は、先程のレジスタンスラインまで下落。

4と5の下落が、レジスタンスラインで下ヒゲをつけて抑えらていますよね?この瞬間、レジスタンスラインがサポートラインに切り替わった事が確認できます。そして、損切りラインを98円に設定して、ロングエントリーしていきましょう。エントリータイミングは、4の下落で下ヒゲをつけた後の少し上昇した瞬間でOKです。

その後、この上昇は103円まで上昇する事になります。

ポイント

  • サポートされるまでエントリーはNG
  • 頭と尻尾は無視です。
  • サポートライン付近で下ヒゲが出れば、尚良い。

どうでしょうか?1・2の上昇で、少しづつ高値を切り上げているので、ロングエントリーしたい気持ちは分かりますが、勝率を上げていく為には、レジスタンスラインがサポートラインに切り替わった所でエントリーするのがオススメです。

チャート2(押し目買い編)

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今度は、下落も少し意識してチャートをみましょう。

直近の過去チャートは、142円で抵抗されているので、そこにレジスタンスラインを引きます。また、下値も過去チャートを見ると、138円で支えられているので、そこにサポートラインを引きます。

3の上昇でレジスタンスラインを上抜けました。後は、レジスタンスラインがサポートラインに切り替わる瞬間を待ちましょう。

4の下落でサポートされてると確認できたと思っていましたが、6の下落でサポートラインを下抜け安値を更新してしまいましたね。この場合は、レジスタンスラインに切り替わってしまう場合があるので、焦らず見ていきましょう。

さて、その後は再度レジスタンスラインを上回り、サポートラインに切り替わった所で、上昇しています。損切りラインは141.493に設定してみていきましょう。

ポイント

  • レジスタンスラインを上抜け、下落してサポートラインに切り替わりの確認ができるまで、エントリーはNG
  • 頭とシッポは無視
  • サポートされても、安値を更新された場合は、一旦、相場環境を確認・認識する事。
  • 焦りはNG

どうでしたか?押し目買いや戻り売りは、結果的に頭とシッポの部分でのエントリーができないので、利益が伸びにくくなると思うかもしれませんが、それでも2円〜3円は稼げると思います。リスクをかけてトレードするよりも、なるべく分かりやすい環境まで待ってトレードした方が、結果的に勝率が上がっていくので、是非参考にしてみて下さい。

チャート3(戻り売り)

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直近の過去チャートでは、0.645で支えられているので、そこにサポートラインを引きます。後は、押し目買いの時と同じようにサポートラインを下抜け、サポートラインからレジスタンスラインに切り替わる瞬間を確認していきましょう。

さて、5の高値で上ヒゲをつけた状態となっているので、ここでショートエントリーしていきましょう。損切りラインは、0.645の少し上の0.650辺りで良いでしょう。

ポイント

  • レジサポラインが切り替わる瞬間を見逃さないようにしましょう。兼業でトレードされている方も、仕事が大事かもしれませんが、トレードも大事と思うのであれば、せめて大事な場面ではトレードを優先に。
  • 頭とシッポは無視。
  • 損切りラインは、30pipsの幅で見ていきましょう。あまり幅を狭めてしまうと、損切り地獄になります。

どうでしょうか?エントリーした時点で、トレーダーは何もできません。後は神頼みです。ただし、待っている間、事前にこうなったらこうする!みたいなシナリオを複数用意しときましょう。その後の、トレードがスムーズになります。

チャート4(戻り売り)

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こちらの画像も先程の解説と同じです。ただ、下抜け後、4の上昇よりも5の上昇で高値を更新していますよね。おそらく、4でエントリーしてしまう方が大半になると思います。そういう場合は、気持ちを切り替えして、再度、レジスタンスラインで抵抗されるかの有無を確認していきましょう。

仮に、5の上昇でレジスタンスラインを上抜いてしまった場合は、レジスタンスラインがサポートラインに切り替わっている可能性がある為、上昇の可能性も出てきます。すぐに思考を切り替えられるように、複数のシナリオを用意しときましょう。

ほび太より

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水平ラインの引き方

押し目買い・戻り売りのやり方はわかったが、水平ラインの引き方がわからない!っている方ま多いと思うので、ラインの引き方も紹介。

水平ラインの引き方は単純です。初めの安値の切り返しと、高値の切り返しに引くだけ。ポイントは、最初の安値と高値に引く事と、ヒゲに引くのか、それとも実体に引くかになります。それでは、チャートを見ながら解説していきます。

チャート1(押し目買い編)

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上昇が一服し、最初の高値にレジスタンスラインをひき、最初の安値にサポートラインを引きます。安値については、実体にラインを引きましたが、ヒゲにラインを引くか実体にラインを引くかの判断については、1の高値・2の安値をつけてから判断していきましょう。

従って、レジサポラインは、高値2回と安値2回で引けると思っておいて下さい。

さて、赤い○の部分は、押し目買い・戻り売りが失敗しています。緑の○でようやく押し目買いが成功しているので、始めの高値で押し目買いになったことがわかりますね。

ポイント

  • 最初の高値・安値にラインを引く。
  • 高値2回・安値2回で、最初に引いたラインを修正していく。
  • ヒゲもしくは実体にラインを引いて行く。
チャート2(押し目買い編)

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下落が終わり、最初の安値にサポートラインを引きます。チャート1でお伝えしたように、高値2回・安値2回をつけた時に、初めて基準となるラインを引けるので、そこに実体にライン引くのか、それともヒゲにラインを引くのかを判断していきましょう。今回のチャートでは、ヒゲに引いています。

同じように、高値にもラインを引いていきます。高値は実体に引きました。

赤い○は、押し目買い・戻り売りが失敗していて、緑の○の部分で、ようやく押し目買いが成功しています。最初に引いた高値でヒットしましたね。

チャート3(戻り売り編)

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こちらの画像も同じです。最初の高値・安値にラインを引いていきましょう。少しポイントですが、高値2回・安値2回をつけたら、最初に引いたラインを修正していき、ヒゲに引くのか、それとも実体に引くのかを、再度、検討するのも良いでしょう。

結果的に、最初に引いた安値のラインで、戻り売りが発生しています。

チャート4

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最後は、難易度が高いチャートです。

まずは、チャート1・2・3と同じように高値・安値を引いていきます。ただし、2の高値が、始めの高値を更新していますよね。つまり、この高値もレジスタンスラインが引けるという事になるので、合計3つのラインを分析してトレードしていきますが、最初にお伝えしたように、頭とシッポは無視です。つまり、最初の高値を無視して、1の安値と2の高値だけを見るようにしていきましょう。

結果的に、2の高値で押し目買いとなっています。

レジサポライン

最後に、ここまでお伝えしてきた事を、一連の流れで見ていきましょう。

チャート1(押し目買い編)

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下落が終わり、最初の高値と安値にラインを引いてみました。安値からはだいぶローソク足が遠いので、出来れば上昇して押し目買いをしたい場面です。

3で上昇して、レジスタンスラインを上抜けた為、レジスタンスラインサポートラインに切り替わるのを待ちます。ただ、4の下落で、サポートされないまま、レジスタンスラインを下回ってしまったので、レジサポライン内の相場は無視という事で様子見です。

5の上昇で、再びレジスタンスラインを上抜けした為、再度、レジスタンスラインサポートラインに切り替わるのを待ちます。

6の下落で支えられたので、この瞬間、サポートラインに切り替わった事が確認できたので、ロングエントリーしていきましょう、目標は5の高値、もしくは5の高値を上抜く事です。

反発がないまま、一気にレジスタンスラインを上抜けした為、ここからは、レジスタンスラインサポートラインに切り替わるのを待ちます。

8の下落と10の下落で支えられている為、この時点で、サポートラインに切り替わっている事が確認できました。この時点でロングエントリーしていきましょう。

その後は、レジスタンスラインの7の高値と9の高値を上抜く事ができました。

このトレードだけで4円〜5円の利益が出ました。

チャート2(押し目買い編)

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上昇が一服し、最初の高値と安値にラインを引いていきます。3でサポートラインを下抜けているので、戻り売りのチャンスでしたが、再びサポートラインを上回った事で、再度様子見していきます。4の高値と5の安値で、しっかりラインで抵抗されている為、最初に引いたレジサポラインは明確である事が確認できました。後は、どちらに抜けるかです。

6の上昇で、レジスタンスラインを上抜いた為、レジスタンスラインサポートラインに切り替わるのを待ちましょう。

その後は、7の下落でしっかり支えられて、上昇しています。

チャート3(押し目買い編)

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こちらの画像も、チャート2の画像と同じなので、解説は省略します。

チャート4(戻り売り編)

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下落が一服し、最初の安値・高値にラインを引いていきます。高値は実体に引いています。

1・3と押し目買いのチャンスでしたが、どちらも失敗となっています。4も戻り売りのチャンスでしたが失敗していますね。こうなると、上にも下にも行けない事から、4の安値後はレンジ相場になっています。おそらく、トレーダーが迷い始めているのでしょう。

さて、5でやっと動き始め、6で戻り売りのチャンスから、その後は、少しだけ下落している状態となっています。

まとめ

押し目買い・戻り売りの基本は、レジサポラインを引く事からです。そのレジサポライン内で動いている相場は全て無視。レジサポラインから外れた瞬間に、押し目買い・戻り売りを狙っていきましょう。ストレスがかからないので、とてもリラックスして相場に挑めます。

ラインの引き方は、実体かヒゲの2択で、高値2回・安値2回で、ようやく引けるので焦らずに引いていきましょう。時々、ラインも引けずに動いてしまう強い相場環境がありますが、その時は、自分がトレードできる場面ではなかったと、諦めて次に切り返しましょう。

トレードは、とにかく落ち着く事が大事です。

しっかり見極めて、勝率を上げていきましょう。

では、ありがとうございました。

ほび太より

ここまでのご視聴ありがとうございました。 よろしければ、読者ボタンも押してくれると嬉しいです。