この記事では、大きく利益を狙えるエリオット波動3波について解説していきます。
エリオット波動3波は、利益を大きく狙える波動として有名ですよね!3波で狙わないでどこで狙うんだ〜!って言えるぐらい見逃したくない場面です。
ただ、利益を狙いやすい場面だからと言って、リスク関係なく大きくポジションをとってしまい、結果、損切られた!何て事も聞くので、失敗しやすい場面でもあります。
そういったリスク管理を含め、エリオット波動3波について、ほび太なりに詳しく解説していきます。
はじめに
トレードを始めて10年以上が経ったほび太は、ようやく自分のトレードスタイルを確立する事が出来ました。それが、初心者の頃に教わった押し目買い・戻り売りです。どんなインジケーターや複雑なテクニカル分析よりも、この押し目買い・戻り売り戦略を理解すれば誰でも勝てると断言します。その前に、レジサポを理解してから押し目買い・戻り売りをマスターしていきましょう。
エリオット波動3波とは
エリオット波動3波とは、反転前のローソク足の動きとは明らかに違う1波、その1波よりも大きな波をつける為に、徐々に逆方向に進む2波、そして、2波で溜めた力を一気に吐き出した波が3波になります。
跳び箱に使う踏み切り板を想像していただければOKです。
エリオット波動では、2波で力を溜めてる所でエントリーして、3波で利益を狙うのが基本ですが、エリオット波動3波中でも、十分エントリーできるので、3波の特徴と注意点を紹介していきます。
エリオット波動3波の特徴1
エリオット波動3波の特徴は、打ち上げロケットみたいに2段階のエンジンが搭載された2段階式の上昇トレンドです。下落も同様。
先程と同じ画像になりますが、2波の下落から、一気に1波の高値に到達する為の第1エンジン、そして、1波のレジスタンスラインを上抜け、ここから更に上昇を試す為に、○の部分で第2エンジンを使い、さらに上昇。
つまりエリオット波動3波は、エントリー可能な場所が2回あると言う事です。
言ってしまうと押し目買いです。もちろん、下落の場合も同じように、戻り売りが発生するので、上昇・下落共に、3波の波はエントリータイミングが2回あると思っていて下さい。
エリオット波動3波の特徴2
第2エンジン発動で、さらに下落していくエリオット波動3波ですが、実は、その後もエントリータイミングが満載な時もあります。
エントリータイミングについては、平行チャネルを使い、下抜けした時点で下落継続となるので、後は戻り売りでエントリーしていきましょう。
押し目買い・戻り売りがわからない方は、こちらの記事をご参考に
注意点2
エリオット波動3波でエントリーする場合、どうしても、通常以上にポジションを多く持ってしまう為、損切りも設定する必要があります。
まずは、第1エンジンで上昇した場合、おそらく少し上昇した所で、ロングエントリーする方がほとんどだと思うので、その場合は、80円・もしくは80円近辺が損切りポイントになります。
次に、第2エンジンで上昇を捉える場合の損切りポイントは、84円になります。
初心者トレーダーはもちろんですが、中級トレーダーは、ややこしいトレードをしていませんか?ほび太も、ややこしい手法を繰り返し後、この本を何度も見返して、基本となる押し目買い・戻り売りをマスターして利益を出しています。
基本の思考が利益を生むので、是非、基本に立ち返り、下記の本を読んでみて下さい。
エリオット波動3のエントリーポイント
最後に、エリオット波動3波のエントリーポイントを、チャートを使い解説していきます。基本的には、エリオット波動2波終了時点で、エントリーする方が多いと思うので、今のうちに、エリオット波動2波がわからない方は、こちらの記事をご参考に。
それでは、解説していきます。
チャート1
まずは、エリオット波動1〜5波までのチャートになりますが、赤い○の部分を解説します。
直近の高値を抜ける前に1波が発動されてますが、この時点では、まだエントリーできませんよね。トレンド変換する時は、上昇で言えば高値を抜けた時になるので、ここをしっかり見極めていきましょう。
次に、エリオット波動2波で下落していますが、直近の安値を超えていません。ただ、エントリー出来るほどの根拠がないですよね。従って、ここもエントリーできません。エリオット波動2波でエントリー出来るとすれば、逆ヘッドアンドショルダーが起きた時ぐらいか、フェボナッチで0.5・0.618のラインでのエントリーぐらいではないでしょうか!
エリオット波動2波の下落が終わり、ようやく、直近の高値を抜けてきましたが、1波のサポートラインを下抜けてしまいました。ただ、この時点で、上昇する!サインが出たので、なるべく2波のサポートラインに近づけてエントリーしていきましょう。
その後は、もう一度エリオット波動1波のレジスタンスラインを上抜けた事により、エリオット波動1波のサポートラインで押し目買いになるかに注目し、押し目買いになりそうだな!っと思ったらエントリーしていきましょう。
その後は、直近の高値のサポートラインを上抜け、また押し目買いになり上昇しています。
チャート2
次も上昇トレンドのチャートで解説します。先程と同じように青い○の部分を解説します。
直近の高値をエリオット波動1波で上抜けたので、この時点で、トレンドが変換したと判断しましょう。
次に、エリオット波動2波で下落となりますが、最安値はもちろんですが、過去の直近の安値のサポートラインにタッチして、再び上昇しています。この時点で逆ヘッドアンドショルダーが完成しているので、エントリーしても良いでしょう。
この後は、エリオット波動1波のレジスタンスラインを上抜け、再び下落・上昇を繰り返し、最後は、エリオット波動1波のサポートラインではなく、最高値のサポートラインで押し目買いとなり上昇。
チャート3
最後は下落チャートになります。それでは、赤い○の部分を解説します。
直近の安値のサポートラインと並んで、エリオット波動1波も平行、もしくは少し下抜けています。ただ、少しトレンド変換をしたと判断するには厳しいと思うので、エントリーはしないように。もう少し明確に下抜けしたい所です。
エリオット波動2波で上昇しましたが、過去の高値のレジスタンスラインで抵抗されています。正確には0.7ドルのレジスタンスラインで抵抗されています。この時点で、ヘッドアンドショルダーが完成なので、一旦0.7ドルでエントリー。
その後は、エリオット波動1波のサポートラインを若干、下抜けした所で戻り売りとなって、一気に下落しています。ここでも、エントリーできますね。
まとめ
いかがですか?エリオット波動3波は、2段階以上のトレンドが発生する大きな波です。絶対、見逃したくない波です。ただ、ポジションを増やす大事な場面なだけに、損切りのしっかり設定しなければなりません。その為に、この記事では、チャートを使いエリオット波動3波の形を紹介しました。ご参考までに。
では、ありがとうございました。
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